新着情報
2024.04.19


4月から当院に入職した新人看護師が新人研修(入職者全員、2日間)と看護部の集合研修(5日間)を終え、各現場へ配属となりました。

看護部の集合研修では、看護部ガイダンスからはじまり、医療安全、感染対策(標準予防策について)、皮膚・排泄や嚥下、呼吸のアセスメント、採血の演習や医療機器の扱い方、電子カルテを使用した看護記録についてなど、全ては書ききれないほどたくさんの知識と技術を学びます。

また、研修の講師として検査技師や医療機器の業者の方にも参加していただき、より専門的な知識を得ることができました。

研修中は聞くときは真剣にメモをとり、ペアで実際に採血をおこなう演習では緊張しながらも仲間同士で声を掛け合うなど、チームワークの良さを感じとることができました。

集合研修を終えた新人看護師からは、
「実際にえん下食を食べてみるなど、意識しなかったことを学ぶことができ、今後に生かすことができると感じた」
「採血の手技だけでなく患者さんへも注意を向け、優しく声かけをしていきたいと思った」
など、充実した研修だったという声を多く聞くことができました。

新人看護師が少しでも早く現場に慣れ、看護の力を発揮できることを願いながら、今後も充実した看護教育を進めるべくサポートしてまいりたいと思います。

 


入職者全体でおこなう新人研修にてBLS研修

皮膚・排泄ケア認定看護師による、皮膚・排泄のアセスメントと看護の講義。褥瘡を防止するためのケア方法やマットレスの大切さを学びました。


患者さんの負担が少ない創傷処置を学びます。


しっかりメモを取りながら。

 

 
摂食・嚥下障害看護認定看護師による嚥下のアセスメントと食事援助についての研修です。プリンやゼリーを持参し、実際に食べやすい援助の方法を体験しました。
 
感染看護認定看護師の菌やウイルスを防ぐために大切な標準予防策の講義。消毒やエプロンや手袋、ゴーグルなど、しっかり手順を守ることが自分を守り、二次感染を防ぐことに有効となります。



採血の演習。練習キットで練習をおこなった後、ペアとなり本物の採血をおこないます。

緊張感でいっぱいの中、声を掛け合ったり、採血する仲間が緊張してしまうからと、後ろからそっと見守るなどみんなで支えあい演習をおこないました。