4月から当院に入職した新人看護師が6日間の集合研修(看護部)を終え、各現場へ配属となりました。
集合研修では、看護部ガイダンスからはじまり、医療安全、感染対策(標準予防策について)、皮膚・排泄や嚥下、呼吸のアセスメントについて、採血の演習や輸液ポンプなど医療機器の扱い方、電子カルテを使用した看護記録についてなど、全ては書ききれないほどたくさんの知識と技術を学びました。
また、研修の講師として検査技師や医療機器の業者の方にも参加していただき、より専門的な知識を得ることができました。
集合研修を終えた新人看護師からは、「演習があり、とてもイメージしやすかった」「演習することで病棟に配属となったときのイメージができ、楽しく学ぶことができた」など、充実した研修だったという声を多く聞くことができました。
当院の看護部集合研修は、医療の現場で求められる実践力や人間関係形成能力、倫理的感性を育むこと、先輩看護師と協力してお互いに学び合う関係を作ることを目的に毎年実施しています。
新人看護師が少しでも早く現場に慣れ、看護の力を発揮できることを願いながら、今後も充実した看護教育を進めるべく企画しサポートしてまいりたいと思います。
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いざ痰吸引の演習です。モデル人形で感覚をつかんでいきます。 |
摂食・嚥下障害看護認定看護師からの講義。実際に嚥下機能が低下した方が飲みやすいとされるトロミをつけた麦茶を試飲しました。 |
手袋・マスク・エプロン・ゴーグルなど自分の身を守るための標準予防策を学ぶ。しっかり手順を守らないと感染から身を守ることができません。 |
採血の演習。採血をおこなう看護師と採血される患者役に分かれて実際に穿刺し採血しました。 |